February 2012
34 posts
取り憑かれている
【12.02.24日記】単行本の原稿のまとめ。どうしても気になる原稿があって、思い切って追加取材の申し込みをした。御存知の通り、ミュージシャンはレコーディングだ、ツアーだ、と、とても忙しい。取材はプロモーション期間のなかでやるのが暗黙のルール。だから、追加取材なんて、自分でも初めてで、ここまでしつこくなっている自分自身にびっくりしている。すると、物凄いタイミングで電話がかかってきて、今度はアーティスト側から追加取材の申し込みがあった。もしかしたらぼくらは何かに取り憑かれてる? 言っても、たいした部数が出るわけでもないし、採算ということで言えば、無理しすぎてるところもあるけれど、どうしてもやらねばならないという気分になっている、この気分って、一体何? 夜はアトミック・カフェ・フェスの打ち合わせ@新宿。フジロックやら朝霧ジャムやら、今年はどうなるかは、まだいえません。ところで4号機ってやばいの?...
Feb 24th
ムッシュさんは凄いのだ
【12.02.23日記】単行本はムッシュかまやつさんのまとめが佳境に突入。単行本のラインナップにかまやつさんが入って浮いているのではないかと思っている方は、おそらく「下駄を鳴らして〜」のかまやつさんを想像しているに違いない。しかし実際のかまやつさんのロックに関する蘊蓄は半端ではない。しかもスパイダースってただのGSバンドだと思ったら大間違いで、彼らは海外でレコードをリリースしているし、ヨーロッパでもツアーをやっている強者なのだ。そのときのエピソードもかまやつさんは披露してくれて、本当に面白い原稿になっている。しかももう半世紀近く作詞・作曲に携わっているので、現代のロックに対する批評眼も独特だ。かまやつさんに対する印象はおそらく180度変わるだろう。前にも書いたが、かまやつさんを単行本に入れようと言い出したのはヒロトとマーシーであって、オレと秋元美乃は一体何をやってるんだっていう話なんだけどね...
Feb 24th
Feb 22nd
25 notes
プラスチックはCDを殺す
【12.02.22日記】石原都知事のいう「サル」よりも石原都知事は劣っているわけだから、石原都知事は「サル未満の生き物」ということか。サルにも劣る生き物に一票を投じる都民は「サル未満の生き物未満の生き物」なわけだから、つまり東京都は動物園のサル山にも劣る都市ということになる。そんなところにオリンピックを誘致するほど世界は馬鹿じゃないので、早いとこ、諦めることだな。なんてことを考えながら、今日も原稿のまとめをやっていた。そのかたわらiTunesがいきなりcloud機能を搭載。日本で立ち遅れていたiOSの目玉機能が稼動し始めた。購入した音楽を自由に自分のデバイスにプッシュできるので超便利。さらにソニーがiTunesに洋楽の一部を解禁。これって海外アーティストからの圧力のせい? とにもかくにも時代はCDからダウンロードへと移行していく。だけどマテリアルって愛しいんだよね。紙ジャケCDを推進する運動...
Feb 22nd
いい船頭になれるように
12.02.21_今日はチャボさんの原稿をずっとまとめていた。チャボさんはストーリーテラーとしてはもの凄く優秀で、ぼくは原稿をまとめながら何度も泣きそうになった。本当に今回の単行本は泣ける場面が多い。ぼくが担当した加藤くん、コータローくん、ヒロト、マーシー、さわおくん、チャボさんの物語は本当にいい。平田ぱんださんと成田大致くんは若いからこその気負いが素晴らしい。これからムッシュかまやつさんのまとめにとりかかる。ムッシュさんの話はただひたすら貴重だ。どうやって日本にロックンロールができていったかというのがわかる。実はムッシュさんの話を聞きたい、といいだしたのはヒロトとマーシーなのだ。企画は秋元美乃とぼくがやったのだが、最初は雑誌にしたいという気持ちではじめて、それを出版社のIさんが単行本にしようといいだし、それからヒロトとマーシーにムッシュさんのアイディアを頂いて……作品っていうのはそうやって...
Feb 21st
がんばろう
12.02.20_単行本の仕事でアトリエにこもって原稿を書き続ける行為はとても素晴らしいのだが、外に出て人に会うという行為がないからどんどん異次元の世界をさまよっているような気分になる。やはり原稿を書きつつも積極的に試写やなんかに行った方がいいのだろう。というわけで、今週からまた映画評を再開したりハリケンくんのコンテンツを再開したりしようかな、と思ったりしている。ひとつのことにとらわれると視野が狭くなりよくない。本当なら三つや四つの企画を同時進行させた方がいいんだけどね。ちょっと反省している日々。しかしながら、原稿のなかにもとてつもなく素晴らしい世界が広がっている。15人のミュージシャンは本当に素敵な物語を語ってくれた。今さらながら感謝・感謝だ。この物語を早く読者に伝えたい。そうすることによって、みなさんの音楽への接し方がほんのちょこっとだけ変わるのではないだろうか、と思っている。がんばろう...
Feb 21st
禁断の聖地へ
12.02.19_コレクターズのファン・ミーティングに初参加。「ファンクラブのためのものだから行かない」という掟をつくっていたが、昨日は終演後、池24の収録を行ったので初めて禁断の聖地へ。いやー面白かった。こんなことやってたんだね。これだけでファンクラブに入る価値は十分にある。小里くんによる世良政則は凄かったなあ。通称「オリマサノリ」。心奪われた。フーやジャムのカバー、リーダーの郷ひろみ、欧陽菲菲カバーまでは「圏内」だったが、オリマサノリで一気に「圏外」へ。3Gどころか電話すら通じなくなる勢いだった。打ち上げで小里くんに「暮れにオリマサノリやってよ」ってお願いしたところ、あれを何曲もやると声が潰れるので無理だということ。つまりあのパフォーマンスは一球入魂だったわけだ。コータロー君の新沼謙治、Qちゃんのカオス、そしてすべてがなかったかのような後半のコレクターズ・ナンバーの披露、本編最後の「シン...
Feb 19th
『オール・トゥゲザー・ナウ』をDLしたい
12.02.18_ポール・マッカートニーの新作を試聴したが、実に微妙だった。声が上ずって聞こえる。ロッキング・オンの松村雄策さんの原稿を読むと、「なるほどなあ」と思った。だから、まだ購入していない。その浮いたお金でビートルズのミュージカル(シルク・ド・ソレイユのラスベガス公演)のドキュメンタリーを買おうかな、と思っている。iTunesでDLしてiPadで観たいな、と思っている。紙ジャケCDやレコードはパッケージ込でアートだが、ビデオのパッケージは結構いい加減なものが多い。しかも棚に置くと場所をとる。ビデオこそどんどんDLに置き換えられていいと思う。好きなときにiPadで、あるいはAppleTV経由でテレビで鑑賞する。これが一番いいスタイルのような気がする。それでも容量をとるので、理想をいえばcloudということになるのだが。そうなるとAppleIDはますます手放せない。暗証番号を複雑にしてお...
Feb 19th
Feb 17th
山獅子登場
12.02.17_仕事ができる人がよく「俺が二人いればいいのに」とつぶやくが、それは間違い。俺が二人いたら、当然、同じところで躓き、同じところで停滞する。イエスマンをまわりにはべらせたワンマン経営の弱点はあきらかにそこだろう。いいときはグングン行くが、駄目なときはドンドン駄目になる。Appleはグングンとよくなっていた最中でワンマン経営者が亡くなった。これがどう転ぶのか。不謹慎かもしれないがジョブズのロードマップを残された社員が実現させるという構図は絶妙なバランスがとれているのかもしれない。そんななか、新しいOSマウンテン・ライオンのリリースが発表された。このタイミングがジョブズの遺志かどうかはわからないが、時代はスマートフォンとPCの統合へと加速していっているのは確かだ。遺されたスタッフの英断だとしたら、ナイス決断と言わざるを得ない。オレもいつまでも雪豹にこだわっていてもしょうがないのかも...
Feb 17th
Feb 16th
5 notes
ダンボール・バット@東高円寺UFO CLUB
12.02.16_これめちゃくちゃ美味いのになんでみんな知らないんだろう、というような「俺だけの食い物」、わかりやすくいえば「マイナーだった頃のブラックサンダー」的なものが世の中には、たまに存在するが、ダンボール・バットもまたそういうものの仲間のような気がする。70年代の沢田研二にしか理解してもらえぬであろうボーカルAMIのポップと狂気の混在は、大衆を惹きつけるわけでもなく、今日も東高円寺の、坂本慎太郎がペイントをほどこした、狭いライブハウス、UFO...
Feb 16th
クロマニヨンズ@渋谷AX
12.02.15_クロマニヨンズのライブ@渋谷AX。なんたって『ACE ROCKER』は名盤中の名盤。このアルバムを生で聴けるのだから、これ以上の贅沢はない。いつものように一曲目から全開。一瞬の隙もなく次から次にサウンドが放たれる。そしてそのすべてが頭と胸を貫いていく。自分のなかのモヤモヤを振り払うというよりぶっ壊すという感じ。ぶっ壊してぶっ壊して、そこから新しい創造性が芽生え、生まれ出る感覚。いつものことではあるが、しかし今ツアーは、よりそれを鮮明なものとして捉えることができる。果たして今、つくってる単行本のヒロトとマーシーの原稿を読んだせいなのか。いやいやそうではない。これがクロマニヨンズの新しいモードなのだ。つまりこれは『ACE...
Feb 16th
Feb 14th
34 notes
本日も超満員ソールドアウト
12.02.14_山中さわおくんの原稿を途中までまとめ、成田大致くんの原稿の用語解説など。18時頃、アトリエを出て新宿へ。時間があるから本でも読もうかとマクドナルドにイン。すると秋元からメールあり。浅井健一さんの原稿のまとめを受け取り、チェック。そうこうしているうちに19時半近くに。レッドクロスへ移動し、コータロー&ザ・ビザールメンのライブ。本日のライブも早々に超満員ソールドアウト。結成四年だが、ライブは年に数回だけ。そのなかで、演奏&グルーブは時間をかけて熟成。いよいよもって沸点に達そうとしている。コータローく曰く「ビザールメンはここから始まる」。新曲「レッド・モンキーグリップ」などはタイトなロックンロール・ナンバーで、違う方向に広がっていきそうな期待と予感がしているし、リスナーのなかにも「コレクターズよりも先に売れるのでは?」という声も。さてどうなることやら。次回5.30新宿レッドクロス...
Feb 14th
Feb 13th
猫チョコの鼻はアザラン
12.02.13_朝から整骨院。腰の治療は未だに続いている。全体的に良くなってきたところで、ようやく本当に悪いところが浮き彫りになる。そこをひとつずつ潰していく作業。まだ当分続きそう。アトリエに戻り大掃除。CDを片付け、春夏秋バージョンへ模様替え。コータローくんではないが、寒い中にも春の息吹を感じる今日この頃。ベランダの植木も新芽が出てきた。冬はこれで終わりとする。いや、ほんとまだ寒いけど。夕方より青山一丁目でアシッドマン大木さんのインタビュー。本のなかでは異色の取材になった。これはこれでありだ。ロックンロールは何も音楽だけではない。そういうことだ。これで単行本用取材はお終い。さあガンガンまとめよう。時間は刻一刻と進んでいる。帰りに相棒の秋元から猫のチョコレートをいただく。このチョコ、あまりにも完成度が高すぎる。思わずインスタグラムへアップ。猫の鼻がアザランってところがにくい。
Feb 13th
Feb 13th
18 notes
Feb 13th
CDがいっぱい
12.02.12_単行本に使うCDを探すためアトリエにはたくさんのCDが散乱している。今日はそれを一気に整理。それでも見つからないCDがあった。うーむ。そこで棚から一旦大量のCDを出して分類しなおしながら探すことにした。必要なCDは結構見つかったが、なかには見つからないものもあった。ないものは買い足さないといけない。ぼくはプラスチックケースからCDを出してビニールのパッケージに入れなおして整理している。紙ジャケや特殊パッケージのものはそのまま棚に収納している。新譜に関してはよほどのことがない限りダウンロード購入している。CDがクロマニヨンズライクな紙ジャケ仕様になれば、ダウンロードはやめるのだろうが、そういう気配もない。実は違法ダウンロードを助長しているのはCDをプラスチックケースに入れたがためではないだろうか、と最近、思ったりしている。素敵なジャケットアートもあのプラケースが台無しにしてい...
Feb 13th
貴ちゃんナイトvol.3
12.02.11_渋谷・屋根裏にて「貴ちゃんナイトVOL3」。会場は超満員。「ミュージックスクエア」を聴いていたリスナーの皆さんが地方から多数遠征。皆「中村貴子がプロデュースしたイベント」というところに期待感をもってやってくる。そして貴ちゃんはその期待に応えてくれる。ラインナップはThe Ands、黒沢健一、GHEEE。素晴らしい演奏を聴かせてくれた後、スペシャル・バンドによるL-Rの曲「Nice To Meet...
Feb 12th
写真展をはしご
12.02.11_六本木ヒルズ国芳展に行くも当日券売り場が長蛇の列。諦めて渋谷へ。須田郡司さんの巨石写真展@渋谷モンベル(入場無料)のオープニングパーティ。世界の巨石を撮影して展示したこの写真展は全国のモンベルを巡回してきた。今回の渋谷の展示がファイナル。大きく引き伸ばした巨石の写真はどれも圧巻。大自然への畏敬の念を忘れてはならないとあらためて身が引き締まる思い。しかし人間の支配欲というのは凄いもので、巨石の上に教会を建てたりしている。あるいは神と人間の一体化を試みたのか。日本人ではありえない発想だ。畏れ多いという感覚を欧米人はもっていないのだろうか、と疑問に思った。次におとずれたのは渋谷公園通りにある「たばこと塩の博物館」。林忠彦の写真展(入場料100円)。昭和を彩った文士たちをおさめた写真は迫力のあるものばかり。今のロックンロール・ミュージシャンにつながるような顔つきがたまらない。プログ...
Feb 12th
原稿のなかにはドラマがある
12.02.9&10_両日ともずっと原稿。日常的にたいしたことは起こらないのだが、(第一、ずっとMacBookProとにらめっこしているわけだから)原稿のなかは実にドラマチックな展開。そして目から鱗が落ちることが多い。そして長くミュージシャンを続けている人たちは決して売れることを目標に置いていないことがよくわかる。そこがこの本の肝というわけではないのだが、そうやって、ミュージシャン同士の共通項が見えてくるところが面白い。そこから読者が何を感じ、それをどう面白がるのか。なかには、人生のヒントにする人もいるかもしれない。こうやって取材原稿をまとめていると、自分が進むべき方向というのが見えてくる。ビジネス書なんかを書いている人からいわせれば、そんな効率悪い人生を送ってどうすんだって叱られそうだが、人生は効率で計られるものではないし、むしろそういったものに寄り添っていては死ぬ間際に後悔しそう...
Feb 12th
Feb 8th
23 notes
Feb 8th
池24で笑い、原稿で泣く
12.02.08_朝から池袋交差点24時のアップロード。今日のオンエア分の収録もぼくは不参加。だから初めて聴くエピソードばかり。今回はツボが多かったなあ。タイトルもどうしようかと激しく悩んだ。アップ後、古市コータローくんの原稿をまとめた。この物語にはかなり勇気づけられた。そしてあらためて音楽の力を知ることになった。それは加藤ひさしリーダーの物語もそう。最後のくだりでかなり涙腺がゆるんだ。何の単行本をつくっているのかはまだまだいわないが、とにかくいい本になっている。別に泣かせる本をつくろうとしたわけじゃないのに、そうなってしまっている。ぼくらの予想を超えたところで作品が早くもひとり歩きを始めている感じだ。この本は名草戸畔の経験がなかったら、味気ない雑誌記事の寄せ集めみたいな本になっただろう。だから、この本はぼくらにしかつくれない本だ。多分、二番煎じがいっぱい出るだろうけど、この本には届かない。...
Feb 8th
信じられるのは自分の叡智と妄想だけ
12.02.07_原稿を一日中まとめ、夜は三軒茶屋でバンビさん主催の新年会。バンビさんには何かとお世話になっている。今日はハリケンくんとショウジョノトモさんにも会えて、いい息抜きになった。ニッキー・ミナージュがトモさんの服を着ていた関係で、海外の仕事も入ってきて忙しそうだった。ハリケンくんも相変わらず積極果敢に攻めている。この不況下でみんなやる気に溢れている。これはとてもいいことだ。もちろん不安はあるけどね。バンビさんも今年は攻めて行くといっていた。去年は震災もあって、新作のリリースも控えながらの展開だった。そういう意味では今年はみんなが再起にかけている。これをほんとうの意味でのアセンションというのだと思う。口をあんぐり開け、神の啓示を待っているような連中に「次元上昇」は起こらない。そんな奴らは次元の狭間へ一掃されてしまえ、と思う。当然、ぼくも悪戦苦闘をつづけていく。信じられるのは自分の叡智...
Feb 8th
日々、整骨院
12.02.06_朝から整骨院。腱鞘炎はマウスとキーボード操作によって腕と手が固定され、それによっていろんなところに負担がかかり、激痛が走るようになった。だから今は30分に一度の割合で、手首を前に倒したり後ろにそったりすることで腕が同じ形で固定されないよう注意している。腰痛の方は痛いところのまわりのコリがようやくほぐれて、本当に悪い部分が判明した段階。こちらは直接、腰のストレッチ運動などをやるとかえって駄目だそうで、肩甲骨の部分をぐるぐるまわしたりして、背中のストレッチから始めている。同じ格好でパソコンに向かい、キーボードを打っていると、どうしても身体に支障をきたしてしまう。パソコン登場時は、パソコンと電話回線で世界をひっくり返してやる、なんて意気込んでいたが、もはやその元気もないくらい身体が悲鳴を上げている。
Feb 8th
AKB48だって妄想の産物なのだ
12.02.05_今日も原稿のまとめ。休みなし。曜日の感覚も崩れていく。皆さんが真剣に原稿の直しに取り組んでくれて、本当に感謝・感謝。これ、絶対にいい本になると確信している。ちなみにそれをどう売るのかはまた別問題。そこをごちゃごちゃにしてしまうから、世の中はつまらないもので溢れ、その結果、作品は売れなくなる。大衆に受けるマニュアルが溢れているのにモノが売れなくなっているという事実に早く気づいた方がいいね。『金持ち父さん』が百万部売れたのなら、百万人の金持ち父さんが生まれないとおかしい。しかし現状は違う。そこにつけこんだ出版社は詐欺のようなマニュアルを出版し続ける。偽物の藁に大衆はすがり、溺れていく。ヒットは妄想からしか生まれない。AKB48だって秋元康の妄想だ。それを秋元康は「大衆が求めているものを作ったから成功した」と勘違いしているから厄介というか間抜けというか不幸なのだが。
Feb 8th
Feb 6th
『キリング』が面白い
12.02.04_鳴り物入りで始まったFOXの『テラノバ』がひじょうに残念な内容で推移している。多分、もう観ないだろう。一方、スーパードラマにて鳴り物入りで始まった『キリング』。こっちは最高に面白い。デンマーク産のドラマなのだが、これがヨーロッパで大ブレーク。アメリカでリメークされ、こちらも大ヒットになっている。スーパードラマではオリジナル版をオンエアしているのだが、これが本当にたまんない。ド派手&猛スピードで展開する『24』とはまったく逆の世界。暗くて地味で淡々と物語は進んでいく。この静けさが新鮮でたまらない。それから陰がありまくりの主役のサラ・ルンド(ソフィー・グローベール)がたまらない。セーター姿もそうだが、いつも何かキャンディ的なものを食ってるんだよね。それもなんかたまんない。あとは『ツイン・ピークス』へのオマージュがいたるところで観られて、これもたまんない。月曜23時が待ち遠しい。...
Feb 4th
恵方巻とロックンロールは相容れない
12.02.03_福は内、鬼も内。恵方巻なんか食べないよ。何なの、恵方巻って? ルーツが豊臣秀吉? 太巻き食って大勝利? そんな薄っぺらな! なかには遊郭の卑猥な遊びがルーツだという説もある。だったら許す。面白い。2月3日、日本国民は●●●をくわえて騒いでいるわけだ。それは最高だね。今に恵方巻を喉に詰まらせて窒息死なんてニュースが出てくるにちがいないから、それは●●●を喉に詰まらせて死ぬってことじゃないか。ふふふ。神社研究を始めて行き着いたのは「自分の力でしか物事は切り開けない」ということ。カミサマは後押しをすることもあるが何も与えない。だから神社に行って「金が儲かりますように」って祈願している奴は、俺的にはNG。招き猫たってうちじゃ精霊扱いだからね。それはロックンロールも同じこと。既成概念を自分の力でぶっ壊し、切り開いて進む。だからカッコいい。恵方巻とロックンロールは相容れない。
Feb 4th
別に「木看板」でもいいんだけど
12.02.02_アトリエに閉じこもってインタビューのまとめ。黙々とそれをやりながら、30分か1時間に一度の割合でストレッチをやる。うーん寄る年波には勝てないなあ。しかし気持ちは充実している。こんなに人に感謝しながら過ごすのは名草戸畔(なぐさとべ)本をつくって以来だ。(ということは感謝し続けながら生きているということか)非難されることを覚悟でいうけれど、ロッキング・オンの金看板をおろしてよかったと実感している。あれはあくまで渋谷社長がつくった金看板。ぼくは面倒くさがり屋なので金看板についついあぐらかいてしまう。そういうタイプの人間は金看板の傘下にいちゃ駄目なのだ。今はいろんな人に感謝しながら、自分らの金看板をつくってる。(別に銅看板でも木看板でもいいんだけど)名草戸畔(なぐさとべ)本の取材を始めた2006年からつくりはじめ、今は第二段階に入った。土台はばっちり。ここからが本当の意味で試される...
Feb 4th
またこの場所から始めようと思う
12.02.01_池袋交差点24時のアップロードが終了次第、すぐに高円寺へ。ギターウルフのセイジさんに取材。セイジさんにお会いするのもまた七年ぶりくらい。音楽業界を随分長い間、留守にしていたのだなあ、と思う。とにかく全財産投げ打って『名草戸畔(なぐさとべ)』本をつくることがぼくらの使命だったから後悔はしていないけれど。このタイミングじゃなきゃ秋元という相棒も得られなかったし、この七年間でつくった人脈も強力だ。かわりに何かを失ったかというとそうじゃない。チャボさんも「森内君、久しぶり!」といって握手で迎えてくれた。本当に会う方すべてに感謝しながら、嬉しさを噛みしめながら、毎日を過ごしている。セイジさんも久しぶりだったにもかかわらず、90分間、たっぷりと喋ってくれた。今日も楽しい取材だった。帰りに新宿で資料探し。アトリエに戻りデータをうつしたあと、三軒茶屋で別の打ち合わせをやった。貧乏暇なしだけ...
Feb 2nd
January 2012
40 posts
チャボさんに取材
12.01.30_仲井戸麗市さんの取材。チャボさんにお会いするのは実に10年ぶりくらいか。ぼくがロッキング・オンを辞めたのが2004年秋だったので、多分、そういう計算になる。チャボさんの事務所の社長さんにもぼくはフリーライター時代から大変お世話になっていて、今日は嬉しい再会になった。インタビューは天辰保文さんにやってもらった。とても楽しくて有意義な時間になった。ここでまた読者には一体何の本をつくっているのかという疑問がわくだろうが、それはまだいえない。とにかくインタビューを受けてくれる皆さんの表情が14歳の少年に戻っているのは全部に共通している。ぼくは一時期インタビューというものに疑問を感じ、何の意味も見出せなくなっていた。しかし今は違う。インタビューを通して、心のなかにあったしこりがとれたような気さえしている。ぼくがやるべきことをミュージシャンの皆さんに教えてもらったような気分だ。
Jan 30th
濃密な空気と酸欠の一日
12.01.29_朝、レコーダーと一眼レフを抱えて恵比寿まで。リキッドルームの一角をお借りして怒髪天の増子直純さんの取材。もちろん単行本用。増子さんのインタビューも最高に面白かった。ヤンキーとパンクの関係性の講義を受けたような気分に。これ『ロックの学園』じゃやんないんだろうか。NHKじゃやれないか。一旦、荷物を起きにアトリエまで。ライブ仕様の服に着替えて下北沢QUEのコレクターズのライブへ。今日も超満員ソールドアウト。立ってるだけで酸欠状態。ライブが始まると人の塊がぐっと前へ凝縮。後ろのスペースが空いたのを観て松本社長曰く「あと20人入れられたな」。鬼社長の片鱗が……。ライブ終わりで池袋交差点24時の収録。それが終わってすぐに渋谷のクラブ・エイジアへ。こちらも超満員酸欠状態。そのなかでギターウルフのライブをたっぷりと。帰りに都立大でつけ麺を決めて本日の業務は無事終了。朝から夜まで実に濃い一日...
Jan 29th
FANTASTIQUE!
12.01.28_久々に渋谷経由で下北沢へ。本日は下北沢QUEにてコレクターズ恒例ライブ「FANTASTIQUE」。コータロー君曰く「コレクターズの恩返し」なのだそう。しかしツアー中にエクストラ・ライブというのが凄いよね。会場は満員ソールドアウト。当日券も無し。立錐の余地もない。かろうじて一番奥のステップのところに少し余裕があったようななかったような。よって会場は酸欠。ライブの最中、空気が欲しくてたまらなかった。当然、ステージはもっと酸欠。リーダーは酸素ボンベをシュポーとやりながらうたっていた。エクストラ・ライブとあって、ツアーのセットリストとは全く違う内容。冒頭、アコースティック・ギターから始まり、本編最後の「がんばれG.I.Joe!」までまさにファンタスティックな選曲。個人的なピークは「明治通りをよこぎって」だった。いい歌だなあ。もっと頻繁にやってほしい。帰りは三軒茶屋まで歩いてバスに乗...
Jan 29th
自由が丘の妖怪
12.01.27_朝は比較的ゆっくりして12時前に神谷町へ向けて出発。13時より古市コータロー君の取材。自称「5分前のコーちゃん」は必ず待ち合わせ場所に時間より早く現れる。それを見越して20分前の12時40分にコロムビアのロビーで秋元と待ち合わせ。ぼくが着いたのは12時35分。そのときすでに秋元は着ていた。で、受付の方をのぞくと、コータロー君がいた。うーん、さすがだ。まるでぼくらの行動を見透かしているかのような行動。おそるべし。取材場所をチェンジするという小トラブルがあったにもかかわらず、13時ぴったりに取材を始められた。終了したのが14時半。30分の余裕を残すという、これまたコータロー君の流儀にかなった展開。うーん、お見事。アトリエに戻って、原稿の構成。夜は某レコード会社の方と松村雄策さんと打ち合わせ。終了したのが24時頃で大井町線大井町行きの最終電車に飛び乗って、自由が丘から歩いて帰った...
Jan 27th
Royさんに取材
12.01.26_取材に行く前に神社で参拝。吉野家を決めて渋谷へ。ビクターにてボウディーズのRoyさんに取材。もちろん単行本用。Royさんとは初対面。元もと話し好きというのもあるのだが、最高に楽しかった。彼のリズム&ブルース、ソウルの見識と、何よりも「ホットな」ロックンロールへのこだわりはとても興味深く聞かせてもらった。WWEに例えるなら、ボウディーズは下位団体のFCWで猛烈に特訓し、満を持してデビューしたという感じだ。基礎体力が違いすぎるし、絶対にぶれない芯(スタイル)を身につけている。しかも「本物」のソウル・シンガーには太刀打ちできないという厳しい現実と向き合ってるから、どこまでも謙虚であり、そこに創意工夫が生まれている。おそらく彼らにとって、売れてようが売れていまいがあんまり関係なく、むしろ問題なのは、今、自分たちが何合目まで来たのか、ということなのだろう。彼らはルックスもいいし、女の...
Jan 26th
Jan 25th
これでいいのだ
12.01.25_朝から池袋交差点24時をアップ。今回の放送は現場にいなかったので、いつもと違う気分でドゥ・ザ・アップロード。昼前にアトリエを出て六本木へ。バーガーキングのワッパー・ジュニアを決めた後、あれやこれやと1時間ばかりの打ち合わせ。終了後、六本木から乃木坂まで徒歩。千代田線に乗って表参道で下車し、エイベックスへ。山中さわお君に取材。さわお君にインタビューするのって、もしかしたら18年ぶりくらいかもしれない。多分、そうだ。さわお君にはNHKのミュージックスクエアでもの凄くお世話になったのだが、そのときのインタビュアーは(当然のことながら)パーソナリティの中村貴子さんだったので、そういう計算になる。その18年間の思いをこめてたっぷり90分間、話を聞いた。一瞬一瞬が楽しくて仕方なかった。今日もいい話が聞けた。この単行本の企画、何よりぼくが楽しんでいる。これでいいのか。これでいいのだ。
Jan 25th
残雪対C3PO
12.01.24_昨夜の雪が道にべったりと残っている。しかも凍っている。今日は浅井健一さんにインタビュー。取材場所にたどり着く前に転んだらその場でアウト。腰は破壊。何週間も絶対安静という結末になるのは目に見えている。一番危なかったのが『KAMINOGE』に紹介された「駒沢の森こども園」の前の道。雪がこれでもかというくらい凍りついていた。いつもなら駒澤大学前or都立大学まで歩くのだが、今日はバス。池尻大橋から取材場所までタクシーで行きましょうという秋元の意見を却下し、歩いてはみたものの、一度ずるーっと滑って転びそうになった。秋元に荷物を半分持ってもらっていたのでセーフ。腰痛発症中の身には、残雪はあまりにも危険とスリルに満ちている。雪国の腰痛もちは毎日が闘いじゃないか! 取材はとても楽しかった。浅井さんは90分たっぷり話してくれた。とてもいい単行本になると確信している。まだまだやることは山のよう...
Jan 24th
腰痛キター!!!
12.01.23_取材のために重い荷物を持ち運んでいる。いや、重いのは荷物ではない。ショルダーバッグだ。そこにこの底冷え。ダブルパンチで見事、腰痛になってしまった。中学のときに初めて電気治療をし、25歳でぎっくり腰になったという「腰痛もち」。しかしここ五年は歩けなくなるほどの腰痛には見舞われなかった。ところが、今回は嫌な予感がした。時間が経つにつれ、確実に悪くなっている実感があった。今日が限界と見た。ところがいつもの接骨医院に電話しても話し中でつながらない。そこで神社の前の整骨医院に行くことにした。困ったときは神頼みだ。別に整骨医院がカミサマではないんだけど。先生曰く、「座骨神経痛に発展する直前でした」。よかった発展しなくて。「ただし明日からコルセットをすること」「荷物は両手に分けて持つこと、もしくはリュックに入れて背負うこと」。明日からC3POになることが決定した途端、空から雪が舞ってきた...
Jan 23rd
格闘技は心と頭で楽しむものなのだ
12.01.21_総合格闘技が「どっちが強いか白黒はっきりしようじゃないか」という発想で生まれたとするならば、究極の格闘技は相撲ということになる。なぜなら相撲は「引き分け」が存在しない格闘技だからだ。ぼくも元々はプロレス・ファンだ。それが総合格闘技を観るようになり、最終的には相撲観戦に移行したのは至極当然のことだ。さらに面白いことに(いってることが矛盾しているかもしれないが)白か黒かの相撲のなかに潜む灰色的な曖昧さを発見したとき、もう一段階、深みにはまった。そしてぼくは相撲を観るようになって、あらためてプロレスの面白さに気づいた。再びWWEを一生懸命に観るようになった。さらに今年新日本の1.4東京ドーム大会を観に行って、日本のプロレスの良さにあらためて気付かされた。技一発ごとのえぐさ、それを受ける痛み、これぞニッポンのプロレスだという再発見があった。格闘技は心と頭で楽しむものなのだ。
Jan 21st
把瑠都優勝
12.01.20_六本木ヒルズでムッシュかまやつさんの取材、四谷でチバユウスケさんの取材をやった。渋谷で打ち合わせをして、戻ったのが21時近くか。録画してあった相撲を再生してがっくり肩を落とした。なんと13日目で優勝が把瑠都に決まってしまった。白鵬が琴欧洲に勝てば、まだわからなかったが、そうはいかなかった。今場所の把瑠都は本気だった。これまで把瑠都や琴欧洲は居心地の良い大関にとどまることを目指して相撲をとってきた。我々相撲観戦クラブにおいても、そのことは問題になっていた。それをぼくらは大関互助会と呼んでいた。そこそこ勝って、あとは無理せず行こうじゃないかという雰囲気が漂っていた。内館牧子がキレたのもそういう雰囲気を察したからだ。それが八百長問題&魁皇の引退によって空気が変わった。本気でやらなきゃいつ大関から引きずり降ろされるかわからない雰囲気に、だんだん変わってきた。そうなると身体のでかい把...
Jan 21st
どんな単行本なのか?それは秘密です
12.01.18_トライアルというほど大げさなものではないが、今日も小さな試練の連続。まずはコレクターズのポッドキャスト池袋交差点24時の現場へ行き、土田D、リーダー、コータロー君にご挨拶。収録がはじまる直前、現場を離れ、神保町へ。打ち合わせを1時間ほど。途中で抜けて、青山まで。戻ったときにはすでに収録は終わっていた。秋元が来るのを待って、リーダーに単行本用のインタビュー。たっぷり1時間半。これが面白いの何のって。単行本にはおよそ15組のアーティストが掲載されるのだが、スタートダッシュはぶっちぎりだ。本が出るまで池24で話しちゃ駄目だよ、リーダー。プリーズ、お願い。アトリエに戻ってマーシーの原稿を校正。最終原稿第一号完成。平田ぱんださんの再構成をやりつつ、明日の取材の準備、データの移行作業など。着々とゴールに向かって進んでいる。まだ小さな試練はあるけどね。深夜、貴ちゃんのラジオを聴いてから寝...
Jan 19th
Jan 17th
ぼくらの「トライアル」
12.01.17_今、つくっている単行本に関して、ぼくらはぼくらなりの勇気でこの本を企画した。デザイナー、フォトグラファー、みんな「濃い本ですね」という。売れるかどうかはわからない。何が王道かなんてとっくの昔にわからなくなっている。売り上げは大事だが、売り上げのために捨てた財産はあまりにも大きい。ぼくらはそれを、勇気をもって拾い上げ、出版社は勇気をもって出版してくれる。ぼくらの最終目標は雑誌をつくること。これに関してはリスクがあまりにも大きく、どうなるかわからない。しかしほんのちょっとでも可能性があるのならトライしたい。今日も印刷所へ見積もりをお願いしに行ってきた。デザイナーともおおいに語り合った。これから先、どうなるのかなんてわからない。だけれども、一歩ずつ勇気をもって進むしかない。それがロックンロールだと思う。今、最果ての星に紛れたギターを探しに行く。
Jan 17th
歴史は形を変えて繰り返される
12.01.16_『ヘルプ 心がつなぐストーリー』の試写を鑑賞。久しぶりの試写だったので、オープニングのタイポが妙に新鮮だった。文字の幅をきれいに合わせてあるな、とか、映画って構図がきれいだな、とか、そういうところにまず目がいった。テレビで映画を観ると注意力散漫で、まずそういったところには目がいかない。映画はスクリーンに集中できる環境が一番大事だ。映画館で観なかった映画は「映画を観た」ことにはならないのかもしれない。その環境を得るための1800円と思えばいい。映画は、1960年代のミシシッピ州が舞台。黒人のメイドを雇うのが当たり前の時代、作家志望の主人公が、人間扱いされない彼女たちの姿に「おかしい」と思い、証言集(メイドたちによる暴露本)を書くという話。南部に住む白人の心の狭さ、寛容性のなさ、黒人を差別することによって自らの地位を保全しようとする態度。これって原子力ムラの人間と同じじゃん、と...
Jan 16th
Jan 15th