Moon Bomber from Yakumo by Jun Moriuchi |
森内 淳(もりうちじゅん):スモール・バブリッシングと電子書籍出版会社スタジオ・エム・オー・ジー代表。61年8月生まれ。79年ロッキング・オン誌に投稿。84年よりフリーの音楽ライター。94年〜2004年ロッキング・オン/スワンソングにて音楽番組制作。2004年〜現在、作家でイラストレーターのなかひら まい と共に、単行本、ポッドキャスト、ウェブ・コンテンツ、アプリなど、音楽の枠を超えた作品やイベントをプロデュース。 |
12.01.26_取材に行く前に神社で参拝。吉野家を決めて渋谷へ。ビクターにてボウディーズのRoyさんに取材。もちろん単行本用。Royさんとは初対面。元もと話し好きというのもあるのだが、最高に楽しかった。彼のリズム&ブルース、ソウルの見識と、何よりも「ホットな」ロックンロールへのこだわりはとても興味深く聞かせてもらった。WWEに例えるなら、ボウディーズは下位団体のFCWで猛烈に特訓し、満を持してデビューしたという感じだ。基礎体力が違いすぎるし、絶対にぶれない芯(スタイル)を身につけている。しかも「本物」のソウル・シンガーには太刀打ちできないという厳しい現実と向き合ってるから、どこまでも謙虚であり、そこに創意工夫が生まれている。おそらく彼らにとって、売れてようが売れていまいがあんまり関係なく、むしろ問題なのは、今、自分たちが何合目まで来たのか、ということなのだろう。彼らはルックスもいいし、女の子の人気も絶大だ。だから、色眼鏡で見ているリスナーもいると思うが、悪いけど、高円寺辺りで管を巻いているのがロックンロールだと思ってる連中よりも、全然、ロックンロールの本質を理解している。